「環境問題で最も関心の高いものは?」という質問に対しての結果は以下の通り、
第1位は第2位を大きく引き離し「気候変動・地球温暖化」
第2位は「大気汚染」、3位は「海洋汚染」という結果。
しかし、よくよく考えてみると「気候変動・地球温暖化」の原因は
「大気汚染」と「海洋汚染」が主な原因であり
言い換えると大気汚染・海洋汚染を解決するべきだと考えている人が全体の86.5%を占めていることになります。
また第6位である有機廃棄物の越境移動は従来穴を掘り作った埋立地に焼却灰を埋めていましたが、
日本は島国であり穴を掘れる場所が限られているため、
穴を掘れる土地がほとんど残されておらず、
海外に輸送しなければいけない状況に陥っているのが現状です。
第1、2、3位の問題に消費者が関心を寄せている以上、
それらに関わる問題解決に注力しなければ86.5%の顧客の信頼を失う可能性があるということです。
またこれらの問題を解決するために有機廃棄物の越境移動も防がなければいけない。
なぜか?
輸送過程で車・船を動かすために二酸化炭素は当然排出される。
有機廃棄物が運び込まれた国でどのような処理をされているのか不透明?
恐らくそのほとんどは焼却されるか山積み放置が大半。
自国(日本)から出たゴミが他国で環境問題を引き起こすなんてもってのほかではないでしょうか?
次回はどれだけ多くの人が環境問題解決に貢献したいか?について深堀して行きます。
図7)8)日本生命保険相互会社.ニッセイインターネットアンケート〜環境問題について〜 2021-10-15,https://www.nissay.co.jp/news/2021/pdf/20211015b.pdf, (参照2022-7-1).
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